スワップ金利
FXと呼ばれる外国為替証拠金取引をする場合の大きな魅力の一つとしてスワップ金利があります。
FXには為替相場の変動によって生まれる為替差益だけでなく、スワップ金利の受取や支払による利益や損失があるのです。
FXでは通貨を買ったり売ったりして利益を得るのですが、その時に金利がかかるのです。
これがスワップ金利です。
例えばドルと円の取引をしようとした場合、アメリカと日本では金利が違います。
今の所アメリカの方が高い金利です。
金利は日々変動しますし、国によっても違います。
通常FXでは2営業日後が決済日です。
FXにおいて外貨を保有し続けるにはその決済日以降もポジションを持ち続ける必要があります。
ポジションは決済日を更新することで引き延ばすのですが、その時に2国間の金利差を調整するためにスワップ金利が発生するのです。
また各国間の金利差が大きい程スワップ金利も大きいのです。
金利の高い方の通貨を買えばスワップ金利は受取となりますが、逆に売ればスワップ金利は支払となります。
通常、スワップ金利は受取より支払の金額の方が大きいようです。
ただし、スワップ金利は為替レートの変動に比べて小さい上、スワップ金利を狙った取引は通貨の下落による危険もあります。
レバレッジを下げるなどして充分な資金を確保した上で取引をするべきでしょう。